新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種を済ませた人の総人口に占める割合が、今週中に60%を超える見通しです。
そして政府は旧盆の秋夕(チュソク)連休前の19日までに、総人口の70%に当たる3600万人への1回目接種を終える方針です。
新型コロナ予防接種対応推進団が5日、発表したところによりますと、1回目の接種を済ませた人の総人口に占める割合は、4日の時点で58.2%になっています。
1回目の接種は、最近は1日最大30万人以上にしていることから、今週中にも60%を超えるとみられています。
政府は、秋夕連休前の19日までに、総人口の70%に当たる3600万人への1回目の接種を終え、来月末までには2回の接種完了率も70%に上げたい考えです。
一方、世論調査会社「リアルメーター」が今月3日、全国の成人男女500人を対象に、感染を予防しながら日常生活を送る「withコロナ」への早期シフトについて聞いたところ、回答者の58.5%が「賛成する」と答えたことがわかりました。
「反対する」は34.3%にとどまり、「わからない」は7.2%でした。