北韓が寧辺(ヨンビョン)にある核施設を再稼働させた可能性がある動きが確認されたことについて、大統領府青瓦台は、北韓への関与が急がれる状況だとして、外交的な問題解決の必要性を強調しました。
IAEA=国際原子力機関は27日、報告書を発表し、北韓が先月初めから寧辺(ヨンビョン)の核施設で、核爆弾の原料となるプルトニウムを抽出する作業を再開した可能性があるという見方を示しました。
これについて青瓦台の関係者は31日、記者会見し、「北韓の核能力が高度化するこのような問題は、問題を解決するための北韓への関与が急がれる状況だ」として、外交的な問題解決の必要性を呼びかけました。
そして「ホワイトハウスやアメリカの国務省も同じような立場を表明した。韓米は一致した認識の基に、北韓との対話を積極的に模索している」と述べました。