韓国の朴仁虎(パク・インホ)空軍参謀総長とアメリカのジョン・レイモンド宇宙軍参謀総長はアメリカ・コロラド州のピーターソン空軍基地で、現地時間の27日会談し、両軍による定例協議体に関する協定を締結しました。
韓国空軍は29日、定例協議体に関する協定が締結されたことで、両軍が宇宙安全保障のパートナーになったことが公式化されたと説明しました。
韓国空軍は今後、アメリカ宇宙軍との定例協議を通じて、人的交流や技術協力、情報共有など様々な軍事交流をさらに強化する方針です。
レイモンド参謀総長は協定調印式で、「韓国軍と協定を締結して意義深い」としたうえで、「今後も韓国空軍とアメリカ宇宙軍が政策協議体をはじめ、様々な宇宙分野での協力を続けていくことを期待する」と話しました。
朴参謀総長はこの日、アメリカ宇宙軍のジェームズ・ディキンソン司令官とも会談し、両国の宇宙監視情報の共有をはじめ、韓国空軍の宇宙関連合同演習への参加、ミサイル防衛など合同宇宙作戦の遂行能力の向上に関する協力を行うことで一致しました。
朴参謀総長はアメリカ宇宙司令部での日程を終えたあとハワイに移動し、30日からアメリカ太平洋空軍司令部で行われる「太平洋空軍指揮官シンポジウム」に参加し、来月3日に帰国する予定です。