法務部は、韓国政府に協力したとしてタリバンの迫害を恐れ韓国に脱出したアフガン人について、国内長期在留資格を与えるため、関連法の改正に乗り出しました。
法務部は26日、現行の法令では、韓国に協力したアフガン人とその家族に居住ビザを発給するのが難しいことから、出入国管理法施行令の改正手続きに入る方針を示しました。
改正案は、特別な寄与をしたり公益増進に貢献したりした外国人の韓国在留を支援するため、就業が自由な居住(F2)ビザを発給することが骨子となります。
法務部は、この日韓国に到着したアフガン人に、空港で短期訪問(C3)ビザを発給し、法改正後、手続きを経て居住ビザへ切り替える考えです。
朴範界(パク・ボムゲ)法務部長官は、「我々も戦争で避難したことがあり、国際社会に助けられた。今度は我々が助ける番だ」として、国民に理解と支援を呼びかけました。