鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は24日、先月就任したポール・ラカメラ駐韓アメリカ軍司令官を長官公館に招いて昼食をともにしながら意見交換しました。
外交部によりますと、この会合で鄭長官とラカメラ司令官は、韓米同盟の発展方策や韓半島情勢などについて幅広く意見交換したということです。
鄭長官はラカメラ司令官の就任を祝うとともに、駐韓アメリカ軍の司令官として、域内の安定と繁栄の中心軸である韓米同盟の発展や韓半島の平和と安定に取り組んでほしいと話しました。
これに対してラカメラ司令官は、強固な韓米連合防衛体制を維持して任務を遂行することで、韓米同盟を積極的に支えていくと答えました。
一方、鄭長官は23日、国会外交統一委員会の全体会議で、アメリカが駐韓アメリカ軍など海外の米軍基地にアフガニスタンからの避難民を受け入れる方策を検討しているというアメリカメディアの報道について質問を受け、「その可能性について非常に基本的なことを初期段階として議論したのは事実だが、現在はそういった協議は行われていない」と説明しました。