国防技術品質院は18日、韓国が開発した弾道ミサイル防衛システム「天弓2」の量産化に乗り出す方針を示しました。
国防技術品質院によりますと、量産型の天弓2の発射テストが先月21日と今月18日に行われ、いずれのテストでも弾道ミサイルや航空機の標的に命中することに成功したということです。
天弓2は、弾道ミサイルと航空機による攻撃に同時対応するために開発された中距離・中高度の地対空迎撃ミサイルシステムです。
今回、行われたテストは、研究開発段階で性能が認定された兵器が、量産型でも同じ性能を発揮できるかを確認するもので、国防技術品質院は、今回のテストの成功は、韓国で初めて弾道ミサイルを迎撃できる国産技術の兵器が量産段階に入ったという点で意義があるとして、天弓2の量産化に向け本格的に取り組む方針を示しました。