メニューへ 本文へ
Go Top

政治

韓・カザフスタン首脳会談 戦略的パートナーシップの拡大で一致

Write: 2021-08-17 13:26:56Update: 2021-08-17 13:50:01

韓・カザフスタン首脳会談 戦略的パートナーシップの拡大で一致

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は17日、大統領府青瓦台で、国賓として韓国を訪れているカザフスタンのトカエフ大統領と会談しました。 
文大統領とトカエフ大統領の会談はおととし4月以来です。
両首脳は、会談で、両国が1992年に国交を結んで以来、政治、経済、文化、人の交流などで友好協力関係を発展させてきたと評価し、来年の国交樹立30周年を迎えて、戦略的パートナーシップを拡大していくことで一致しました。
カザフスタンは、韓国にとって中央アジア最大の貿易相手国であり、投資相手国でもあります。
両国の貿易額はおととし、42億ドルと、過去最高を記録しています。カザフスタンは文在寅(ムン・ジェイン)政権の進める新北方政策の中心的パートナーでもあることから、貿易額は文政権に入って3倍以上増えました。
両首脳は、これまでの協力の成果にもとづいて、第4次産業革命、保健医療、宇宙など新産業での協力をさらに強化することで合意しました。
また新型コロナへの対応の経験の共有など、感染症への対応で緊密に協力するほか、国際機関を通じて気候変動などのグローバルな問題に共同で対応することにしました。
さらに、国交樹立30周年を記念するため、2022年を「相互文化交流の年」とし、さまざまな記念行事を開催することで、活発な文化・人の交流を行うことで一致しました。
文大統領は、最近の韓半島情勢について説明し、韓半島平和プロセスへのカザフスタンの支持に謝意を表明しました。
これに対して、トカエフ大統領は、韓国政府の韓半島への平和定着に向けた努力について支持する意向を改めて示しました。
またカザフスタンの非核化の経験が、韓半島の非核化にも参考になることを願うと話しました。
カザフスタンは1991年の旧ソ連からの独立を機に、核実験場を閉鎖し、保有していた核兵器をすべて廃棄しています。
両首脳は会談後、戦略的パートナーシップの拡大を盛り込んだ共同声明を採択しました。
また記録管理協力、貿易協力、水資源管理協力など合わせて5件の了解覚書の締結式に出席しました。
トカエフ大統領は、新型コロナ感染症の流行以降、韓国が初めて迎えた外国の首脳となりました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >