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政治

韓国・オランダ首脳会談 半導体など先端産業での協力強化へ

Write: 2021-07-08 12:15:35Update: 2021-07-08 12:19:39

韓国・オランダ首脳会談 半導体など先端産業での協力強化へ

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は7日、オランダのルッテ首相とテレビ会議形式で首脳会談を行い、半導体など第4次産業分野での協力を強化していくことで合意しました。
今回の首脳会談は韓国とオランダの国交樹立60周年を記念して開催され、両首脳はメディア向けの共同発表文を採択しました。
両首脳はまず、コロナ禍にも関わらず、去年の両国の貿易量が前の年に比べて20%以上増加し、102億ドルを記録した点を評価し、貿易・投資をさらに拡大していくことで一致しました。
とくに両首脳は、半導体製造分野では韓国が、半導体生産設備分野ではオランダがそれぞれ強みを持っているとして、両国は互いに重要なパートナーだと評価し、半導体供給網における協力を一層強めることにしました。
オランダは、半導体生産設備のグローバル市場で第3位となっていて、極端紫外線(EUV)露光装置を独占生産しているASMLは、売り上げのおよそ30%が韓国企業を対象としています。
両首脳はまた、半導体をはじめとするデジタル経済はもちろん、再生可能エネルギー、水素経済、太陽光・風力エネルギーなどの低炭素経済、イノベーション分野などでの協力も強化していくことにしました。
共同発表文で両首脳は「両国は第4次産業革命分野で世界をリードする役割を遂行するため、イノベーション産業での両国の強みを活かしていく」と明らかにしました。
一方、文大統領は、韓半島の非核化と恒久的な平和構築のための努力を続けると明らかにし、ルッテ首相も韓半島の平和と繁栄に向けた韓国の努力を支持すると明らかにしました。
さらに両首脳は、「自由で開かれたインド太平洋」構想の重要性を強調し、韓国の新南方政策やオランダのインド太平洋ガイドラインの協力方策を模索することで合意しました。

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