新型コロナウイルスの感染が拡大傾向にあることを受け、ソウル市は7日、夜10時から朝5時まで、漢江(ハンガン)公園での飲酒を禁じる行政命令を発表しました。
この措置に期限はなく、市の解除指針が出されるまで継続されます。
行政命令に反した場合、感染病予防及び管理に関する法律の第83条に基づいて、10万ウォンの過料が科されます。また行政命令に従わなかったことで新型コロナの感染者が発生した場合には、検査や調査、治療などにかかった関連の費用が請求される可能性があります。
ソウル市は、今回の措置について、「いきなり発表され、即実行に移された措置であるため、まず行政命令の周知に取り組む考えだ。夜10時以降に飲酒している人がいたら、行政命令について説明し飲酒を辞めるよう指示した後、それでも辞めない場合には過料を科すことにする」と述べました。