国連貿易開発会議(UNCTAD)が5日、韓国の地位を「開発途上国」から「先進国」に変更したことについて、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「国連の加盟国が満場一致で韓国が先進国であることを認めたものだ」と評価しました。
文大統領は6日、大統領府青瓦台で閣議を開き、そのなかで「開発途上国から先進国への地位の変更は、国連貿易開発会議が設立された1964年以来初めてのことで、きわめて誇らしい出来事だ。国連の加盟国が満場一致で韓国が名実ともに先進国であることを認めたものだ」と評価しました。
文大統領は、「韓国は経済規模が世界10位に上昇したほか、G7=主要7か国首脳会議にも2年連続で招待されるなど、国際社会でのステータスが高まっている。新型コロナへの対応でも、模範を示したと評価されている」と話しました。
また「韓国は、堂々たる先進国というプライドを持ち、責任と役割をさらに忠実に果たし、世界をリードする国として飛躍するため、引き続き前進していく。国民も、血と汗で成し遂げた誇らしい成果という自負心を持ってほしい」と述べました。