最大野党「国民の力」の前身の「未来統合党」で代表を務めた黄教安(ファン・ギョアン)氏は1日記者会見し、来年3月の次期大統領選挙への出馬を宣言しました。
「国民の力」所属の黄教安氏は、会見で、「文在寅(ムン・ジェイン)政権によって非正常に陥った国を正常に戻す」として、来年3月の次期大統領選挙への出馬を宣言しました。
黄氏は、「大統領選への出馬を決断するまで長考を重ねてきた。必ず政権交代を成し遂げなければならないため、慎重にならざるをえなかった」としたうえで、自身が追及する政策として、政権交代、国民生活政権、経済回復、外交・安保・国防の正常化、福祉民主化を挙げ、国民の暮らしを再建させてみせると強調しました。
黄氏は、朴槿恵(パク・クネ)政権時代、法務部長官と首相を務め、国政介入事件などにより国会で朴前大統領の弾劾案が可決された2016年12月から文政権が発足した2017年5月まで大統領権限代行を務めました。