来年の大統領選挙に向けて、与党「共に民主党」の最有力候補とされている李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事が大統領選挙への出馬を表明しました。
李知事は1日、動画投稿サイト「ユーチューブ」の自身のチャンネルに動画を投稿し、このなかで来年3月の大統領選に出馬すると宣言しました。
共に民主党の党内選挙の登録は6月30日に締め切られ、立候補者は李知事を含め、合わせて9人となりました。
10日間の党内選挙期間中に丁世均(チョン・セギュン)前国務総理と李光宰(イ・グァンジェ)元江原道(カンウォンド)知事の両候補者が一本化するかどうかに注目が集まっていますが、それを踏まえても李知事が最終候補になるものと予想されています。
一方、世論調査で、与野党を合わせて最も高い支持率を得ている、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前検察総長に対するけん制が強まっています。
尹前総長が入党するかどうかで注目される最大野党「国民の力」の中で、尹前総長と立候補を争う洪準杓(ホン・ジュンピョ)議員は、尹前総長に対する徹底的な検証を主張しているほか、黄教安(ファン・ギョアン)元代表も尹前総長の早急な入党を呼びかけました。