新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、ソウル市や京畿道(キョンギド)、仁川(インチョン)などの首都圏は、7月1日から緩和される予定であった「5人以上の私的な集まり禁止措置」を当分維持することにしたと発表しました。
ソウル市と首都圏は30日、緊急の対策会議をオンラインで行い、7月1日から緩和される予定であった「5人以上の私的な集まり禁止措置」を7月7日までさらに1週間延長することに決めました。
当初の予定では、政府の感染防止対策「社会的距離の確保」のレベルが引き下げられることに合わせ、5人以上としてきた私的な集まり禁止措置を1日からは6人以上に、8日からは8人以上に緩和し、午後10時までと制限してきた飲食店などの営業時間も午前零時までに延長する計画でした。
ソウル市など首都圏は7日まで現行の措置を維持し、感染者の増加傾向を見極め、8日から措置の緩和を行うかどうかについて保健当局と協議する計画であるとしています。