最大野党「国民の力」の国会議員洪準杓(ホン・ジュンピョ)氏は29日、来年3月の次期大統領選挙に出馬する意向を表明しました。
洪議員はこの日、韓国が抱える課題などに関するアンケート結果を発表する「国民報告大会」で、「時代の精神と未来のビジョンを盛り込んだ文書を次期大統領選の出馬宣言に合わせて発表する計画だ」として、来年3月の次期大統領選挙に出馬する意向を示しました。
洪議員は、慶尚南道知事などを務め、2017年の前回の大統領選では国民の力の前身である「自由韓国党」の公認候補として出馬していました。去年4月の総選挙を控え党の公認候補から外されたことに反発して、一時離党しましたが今月に復党しました。
一方、この日は、野党の有力大統領候補に名前が挙がっている尹錫悦(ユン・ソンニョル)前検事総長も次期大統領選への出馬を表明していて、これについて聞かれた洪議員は、「我々の党に入って党内選挙に参加し、お互い競争し政策対決した方がよいと思う」とコメントしました。