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政治

文大統領、監査院長の辞意受け入れ 「望ましくない前例つくった」

Write: 2021-06-29 15:12:28Update: 2021-06-29 15:50:41

文大統領、監査院長の辞意受け入れ 「望ましくない前例つくった」

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、崔在亨(チェ・ジェヒョン)監査院長が28日に表明していた辞意をその日のうちに受け入れました。 
崔氏は28日午前、記者団に対して「監査院長を退き、韓国の未来のためにどのような役割を果すべきかを熟考する時間を持ちたい」と述べ、公に辞意を表明していました。
大統領府青瓦台の報道官は28日の会見で、文大統領が崔氏の辞意を受け入れたと発表しました。そのうえで、文大統領が「監査院長の任期中の辞任は、前代未聞のことだ。監査院長の任期の保証は、政治的な中立性を守るためのもので、望ましくない前例をつくった」と述べ、遺憾の意を表したと伝えました。
監査院長の任期は4年で、崔氏の任期は2022年1月まででした。
文大統領は、検察総長を辞任し、次期大統領選挙への出馬を表明した尹錫悦(ユン・ソンニョル)前検察総長に対しても遺憾の意を表しています。
野党候補として次期大統領選挙に出馬することが取りざたされていた崔氏ですが、記者から出馬について聞かれたのに対して、「それは少しづつお話しする」として、可能性を示唆しました。
崔院長は、慶尚北道慶州(キョンジュ)市の月城(ウォルソン)原発1号機の早期廃炉を決める根拠となった経済性評価などをめぐって、青瓦台と対立し、関係が悪化していました。

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