公共のシェア自転車「タルンイ」の利用者の増加に伴い、自転車による事故も増えるなか、ソウル市は自転車の安全運転能力を検証する認証試験を実施し、合格者には「タルンイ」の利用料金を割引するなどの恩恵を与える方針を発表しました。
ソウル市は23日、「自転車交通安全教育認証制」を今月末からスタートし、自転車の安全運転能力を検証する認証試験を実施すると発表しました。
自転車交通安全教育認証制は、自転車の安全な利用に関する講習を実施し、講習を履修した人は筆記・技能・走行試験を受けることができ、合格者には「タルンイ」の利用料金が割引されるなどの恩恵が与えられます。
試験は、今月26日から月に2回実施される予定で、受験料は無料です。受験者の学習能力や身体能力を考慮し９歳から13歳までが対象の初級と、13歳以上が対象の中級に分かれます。
ソウル市の関係者は、自転車の安全講習と認証試験を連携させ講習の効果を高めることで、自転車を安全に利用する文化を定着していきたいと語りました。