APEC＝アジア太平洋経済協力会議の通商問題を担当する閣僚会議で、新型コロナウイルスのワクチンなどに対する不要な輸出制限を自制し、新型コロナ対策に共同で取り組むことで一致しました。
韓国産業通商資源部によりますと、5日にテレビ会議形式で開かれたAPEC通商担当閣僚会議で、こうした内容を盛り込んだ共同声明が採択されたということです。
APECの閣僚会議は共同声明を発表し、新型コロナ対策に向け、ワクチンなどに対する不要な輸出制限を自制するほか、ワクチンを供給するための運送・通関などサービス分野での連携や、海外への安全な渡航の再開などに向け協力すると明らかにしました。
また、多国間貿易体制に対する加盟国の支持を改めて確認しました。
今回の会議は、11月に開かれるAPEC首脳会議の議題などについて事前に話し合うために設けられたもので、ことしのAPECの議長国であるニュージーランドの主宰で行われました。