中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は3日までに新たに681人が確認され、累計で14万2157人になりました。
1日の新たな感染者数は前日よりやや上昇し、2日連続で600人台となりました。
死者は3人増えて1968人となり、韓国の致死率は1.38%となっています。
一方、2月26日から始まったワクチン接種は、5日で開始から100日目を迎えます。
政府は、医療従事者や防疫対応人員、高齢者などへと接種対象を段階的に拡大していて、とくに27日からは65歳から74歳までの高齢者に対する接種もスタートし、接種速度に拍車がかかっています。
27日午前0時の時点で、国内の1回目の接種率は7.8%でしたが、28日9.1%、29日10.2%と1日に1ポイント以上ずつ上昇し、2日午前0時の時点では12.4%に達しました。
ワクチンの受給も当初よりは一層安定していて、ワクチンの種類も今週中に従来のファイザー製とアストラゼネカ製の2種類にモデルナ製、ヤンセン製も加わり4種類へと拡大します。
このような状況を受けて政府は、上半期の1回目のワクチン接種者数の目標を1300万人から1400万人に引き上げたほか、当初、目標とした「11月までに集団免疫の獲得」も十分可能であるとする立場を示しています。