政府は、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の公式ホームページの日本地図に独島(トクト、日本でいう竹島)が表記されている問題を是正するため、IOC=国際オリンピック委員会に積極的な仲裁を要請しました。
文化体育観光部と大韓体育会は1日午後、IOCに東京オリンピックの独島地図問題に対する積極的な仲裁を要請する書簡を送りました。
先月24日にJOC=日本オリンピック委員会に対し、日本地図の独島表記の修正を求める書簡を送ってから8日ぶりです。
これを前に政府は1日、関係機関による会議を開き、日本地図の独島表記の修正や、韓国の領有権を強化する方策について議論したと明らかにしました。
また、外交部はこの日、在韓日本大使館の総括公使を外交部庁舎に呼んで、強く抗議しました。
政府関係者は、「独島は歴史的、地理的、国際法的に明白な韓国の領土だ」とし、「独島に関するわれわれの領有権を強化するため、関係機関と緊密に協力していく」と話しました。
日本は、東京オリンピックの公式ホームページで聖火リレーのルートをを紹介する日本地図に、独島が日本の領土のように表記し、韓国側の相次ぐ修正要請にも応じない立場を維持しています。
★2021年8月19日修正