メニューへ 本文へ
Go Top

政治

文大統領、検察総長任命案を承認 1日から任期始まる

Write: 2021-06-01 14:32:23Update: 2021-06-01 15:36:46

文大統領、検察総長任命案を承認 1日から任期始まる

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は31日、検察総長候補に指名した金浯洙(キム・オス)氏の任命案を承認しました。 
大統領府青瓦台の報道官によりますと、文大統領は31日午後5時ごろ、金氏の任命案を承認したということです。
金氏が検察総長候補に指名されてから28日ぶりの正式承認となりました。
新任の金検察総長の任期は1日からで、1日午後に青瓦台で任命状を受け取ったあと、大検察庁に移り、就任式を開いてから、公式な業務が始まります。
金総長の任期は2年間です。
金総長をめぐっては、国会が26日に人事聴聞会を開きましたが、野党が任命に同意しなかったため、国会の人事聴聞報告書は提出期限の26日までに文在寅(ムン・ジェイン)大統領に送付されず、文大統領は31日までに送るよう国会に改めて要請していました。
国会の法制司法委員会は31日、最大野党「国民の力」の議員が欠席するなか、会議を開き、金総長の人事聴聞報告書を与党単独で採択しました。
この政権で野党の同意なしに任命される閣僚級人事は、これで33人目となります。
金総長は、候補に指名された当時、組織の安定を最優先課題として挙げ、検事たちのための防波堤の役割を果たすと強調していて、法務部が現在、進めている「検察組織改編案」や「組織の大規模な入れ替え」などへの対応が注目されます。
朴範界(パク・ボムゲ)法務部長官が、検察の直接捜査を大幅に縮小する内容の組織改編案を打ち出したことで、検察庁などでは懸念の声が出ています。
金総長が検察全体をどうまとめて検察改革を進めるのか、そのリーダーシップが問われています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >