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政治

P4Gソウルサミットが開幕 文大統領「2023年開催のCOP28誘致」を表明

Write: 2021-05-30 19:19:58Update: 2021-05-30 19:28:13

P4Gソウルサミットが開幕 文大統領「2023年開催のCOP28誘致」を表明

Photo : YONHAP News

環境ビジネス分野の国際的な官民連携ネットワーク「P4Gサミット」が、30日午後、ソウルで開幕し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、2023年に予定されているの国連気候変動枠組条約の第28回締約国会議(COP28)の誘致を進める方針を明らかにしました。
P4G=「グリーン成長とグローバルゴールズ2030のためのパートナーシップ」は、官民のパートナーシップによって気候変動への対応と持続可能な発展目標の達成に取り組むグローバル協議体で、2018年にデンマークでP4Gサミットが初めて開催され、今回が2回目となります。
今回のサミットは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、オンライン会議形式で行われ、「包容的なグリーンリカバリーを通じたカーボンニュートラル・ビジョンの実現」をテーマに文大統領をはじめ、各国の首脳らが参加します。 
文大統領は30日、開会式の演説で、「2023年のCOP28=第28回気候変動枠組条約締約国会議の誘致を推進する」と述べるとともに、韓国は気候変動危機を乗り越えるため、国際社会のなかで積極的に対応すると表明しました。
COPは、地球温暖化対策のための毎年開かれている国際会議で、現在、韓国の地方自治体も開催地としてCOP28の誘致に乗り出しています。
文大統領はまた、「韓国は今後、開発途上国と先進国の橋渡し役として責任と役割を果たす」と述べ、「2025年までに気候・グリーン分野の政府開発援助を大幅に増やし、グリーンリカバリーが必要な途上国を支援する」と強調しました。
さらに、「P4Gの持続可能な運営に向けて、およそ400万ドル規模の基金を供与し、グリーン成長プロジェクトの拡大に寄与する」と述べました。
文大統領は、31日のセッションでは環境に配慮した経済回復を目指すグリーンリカバリーに関する会議の議長を務めます。
また会議の成果をまとめた「ソウル宣言」がサミットの閉会に合わせて採択される予定です。

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