イスラエルとパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスによる軍事衝突により、パレスチナのガザ地区で大きな人的被害が出たことを受け、韓国政府は、パレスチナの難民を支援するため、150万ドルを拠出することを決めました。
イスラエルとハマスによる軍事衝突は11日間にわたって続き、パレスチナのガザ地区で大きな人的被害が出たことを受け、政府は27日、パレスチナの難民を援助する国連パレスチナ難民救済事業機関に100万ドル、 OCHA=国連人道問題調整事務所が運用する各国の共同基金に50万ドルをそれぞれ拠出することを決めたと発表しました。
政府は、今後も国際社会と緊密に協力し、パレスチナ国内の人道的状況の改善に向け支援する方針です。
今回の軍事衝突によって、パレスチナのガザ地区では、250人以上が死亡し、およそ1900人がけがをしました。イスラエル側も、外国人3人を含め、13人が死亡し、350人が負傷しました。