徐旭(ソ・ウク)国防部長官は26日、韓国を訪問しているドイツのクランプ=カレンバウアー国防相と、ソウルの国防部庁舎で会談しました。
会談では、韓半島を含む地域の安保情勢についてや、韓国とドイツの国防分野での協力発展について議論されました。
クランプ国防相は、去年9月にドイツ政府が発表した「インド太平洋の政策ガイドライン」で重要な協力パートナーと位置づけた韓国との協力を強化したいと呼びかけました。
これに対し徐長官は、両国が歴史的・地政学的・戦略的な側面で、インド太平洋で協力できる最適なパートナーになれるとして、両国が国防分野において協力強化するべきとするドイツの提案に共感したということです。
クランプ国防相は、27日午前にDMZ=非武装地帯を訪問し、板門店(パンムンジョム)のJSA=共同警備区域を視察した後、韓国を発つ予定です。