イスラエルとパレスチナのガザ地区との間で、激しい空爆の応酬が続いていることについて、外交部は20日、懸念を示し、事態の収束に向けた国際社会の取り組みを積極的に支持する考えを表明しました。
外交部の崔泳杉(チェ・ヨンサム)報道官は20日、定例の会見で、イスラエルとパレスチナのガザ地区を実効支配するハマスとの間で、激しい攻撃の応酬が続いていることについて懸念を示し、双方に対し、ただちに、緊張緩和を図り交戦を中止するよう呼びかけました。
そのうえで、アメリカや、カタール、エジプト、国連など、国際社会の仲介努力を積極的に支持すると表明しました。
イスラエルとガザ地区を実効支配するハマスとの間では、今月10日から激しい攻撃の応酬が続いていて、これまでにガザ地区で227人、イスラエル側で12人が死亡しています。
外交部によりますと、パレスチナのヨルダン川西岸地区とガザ地区には合わせて20人の韓国人が滞在していますが、被害は受けていないということです。