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政治

米情報機関トップ、板門店を訪問 北韓へのメッセージか

Write: 2021-05-13 14:44:57Update: 2021-05-13 15:09:54

米情報機関トップ、板門店を訪問 北韓へのメッセージか

Photo : YONHAP News

日本で行なわれた韓日米情報機関トップによる会合を終えたあと、韓国を訪問しているアメリカのヘインズ国家情報長官は13日、韓国と北韓との間にあるDMZ=非武装地帯を訪問しました。
ヘインズ長官は13日午前、ソウル市内のホテルからDMZに移動し、板門店(パンムンジョム)共同警備区域の韓国側施設などを見学したということです。北韓との接触はありませんでした。 
アメリカの当局者が来韓を機に板門店を訪れることは珍しくありませんが、バイデン政権が対北韓政策を発表し、北韓に対して接触を提案した状態での情報機関トップの訪問は、北韓に対する「挑発自制」や「非核化交渉への参加」を呼びかけるメッセージが込められたものという見方が出ています。
対北韓政策の検討を終えたアメリカが、韓日米外相会談、韓日米情報機関トップ会合に続き、21日(現地時間)には韓米首脳会談を相次いで開催することに対して、2019年2月、ハノイでの米朝会談以降、止まっていた韓半島問題が動き出そうとしているとする分析が出ています。
また、ヘインズ長官が日本、韓国を立て続けに訪問したことについて、北韓問題以外にも韓日米3国の協力を通じて中国をけん制しようとするねらいがあるものとみられています。
ヘインズ長官は、14日には大統領府青瓦台を訪れ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領、徐薫(ソ・フン)国家安保室長と面談する予定です。

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