文在寅(ムン・ジェイン)大統領は27日、アメリカの製薬会社ノババックスのスタンリー・アーク最高経営責任者(CEO)と面談します。
大統領府青瓦台の朴炅美(パク・キョンミ)報道官は26日、文大統領はノババックスの最高経営責任者、アーク氏と面談し、ワクチン生産における協力拡大方策について意見交換し、迅速な許認可申請など国内導入方策についても議論する予定だと明らかにしました。
この面談には、関係省庁の長官のほか、国内で ノババックス製ワクチンの委託生産を行っているSKバイオサイエンスの関係者も参加するということです。
これに先立って、韓国政府は13日、ノババックスのワクチンについて、現在海外や国内で安全性を確認するための検証が行われていて、ワクチンの安全性が十分に検証されてから導入する方針を示しました。
また文大統領は1月、アーク氏とテレビ会議を行い、ワクチン技術の移転について議論を交わしました。
当時、文大統領は「ワクチンがコロナに立ち向かうための希望だ」としてワクチン開発の状況について尋ね、これに対してアーク氏は「臨床試験の最終段階にあり、効果性を立証する計画だ。SKバイオサイエンスの協力のおかげでここまで来れた」と語りました。