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政治

ソウル市長補欠選挙で野党候補が20%近くリード 不動産問題が支持率に影響か

Write: 2021-03-24 11:00:48Update: 2021-03-25 10:36:18

ソウル市長補欠選挙で野党候補が20%近くリード 不動産問題が支持率に影響か

Photo : YONHAP News

4月7日に実施されるソウル市長補欠選挙で、野党陣営の統一候補に選ばれた最大野党「国民の力」の呉世勲(オ・セフン)候補の支持率が、与党「共に民主党」の朴映宣(パク・ヨンソン)候補よりも20ポイント近く高いことが分かりました。
世論調査会社の「リアルメーター」は、今月22日から23日にかけて、ソウル市民1042人を対象に世論調査を行いました。
その結果、呉候補の支持率は48.9%を記録し、29.2%を記録した朴候補よりも19.7ポイント高い結果となりました。
今回の調査は、呉候補と「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補の間で、野党統一候補を決める世論調査が始まった22日から、結果が発表された23日にかけて行われました。 
呉候補は、国民の力の支持層(93.3%)や保守層(76%)、60歳以上(70.2%)、家庭の主婦層(62.8%)から平均よりも高い支持を得ました。
今回の選挙で必ず投票すると答えた人からは、呉候補が52.5%、朴候補が29.6%の支持を得ました。
投票意向調査では、「投票する」と答えた人が93.6%と圧倒的に多く、そのうち「必ず投票する」が77.8%、「恐らく投票する」は15.7%でした。
政党別の支持率は、国民の力が32.7%、共に民主党が23.5%、国民の党が13.4%、正義党が3.5%、開かれた民主党が3.1%でした。
今回の補欠選挙の意味について聞いたところ、「政府与党を審判するために野党を支持しなければならない」が59.2%、「安定的な国政運営のために与党を支持しなければならない」が32.9%、「分からない・無回答」が7.9%でした。
文在寅(ムン・ジェイン)政権が発足してから、様々な不動産政策が打ち出されたにもかかわらず不動産価格の高騰が続いているなか、LH=韓国土地住宅公社の職員らが、不動産価格の高騰の一因とされる不動産投機に関わった疑惑などが、野党候補への支持につながったものとみられます。この調査の信頼水準は95%、標本誤差は±3ポイントです。世論調査の詳しい結果は、「リアルメーター」と、中央選挙世論調査委員会のホームページで確認できます。

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