慶尚南道（キョンサンナムド）晋州（チンジュ）市のサウナなどで新型コロナウイルスの集団感染が相次いでいるのを受け、政府が全国の浴場の従業者を対象に全数検査を行うと発表しました。
中央事故収拾本部が21日に明らかにしたところによりますと、政府は今月22日から「浴場業特別防疫対策」を実施し、売店の販売員や理容師など、浴場に務めている全従業員を対象にウイルス検査を行うということです。
また、浴場での集団感染を防ぐため、利用者の名簿作成や発熱チェックを義務付けるほか、発熱や風邪などの症状が確認された場合は利用が禁止されます。
そして、これまでと同様に浴場での飲食は認められず、1時間以内の利用を勧告するということです。
加えて、浴場業を営む管理者は、案内板に▲1時間以内の利用▲発熱などの症状が確認された場合は利用禁止▲利用可能人数など、防疫ルールを記載しなければならないということです。