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政治

4月のソウル市長補選 与野党一騎打ちなら野党候補優勢

Write: 2021-03-12 11:15:32Update: 2021-04-22 15:24:25

4月のソウル市長補選 与野党一騎打ちなら野党候補優勢

Photo : YONHAP News

4月7日に実施されるソウル市長補欠選挙で、ソウル市民の半数近くは、政府をけん制するため、野党候補を支持する考えであることがわかりました。
KBSが今月8日から2日間にわたって、ソウルに住む18歳以上の男女800人を対象に行った世論調査によりますと、4月7日に実施されるソウル市長補欠選挙について、「政権審判のため、野党候補に力を与えなければならない」と答えた人は48.9%で、「国政の安定のため、与党候補に力を与えなければならない」と答えた人を8.5ポイント上回っています。
「政権審判のため、野党候補に力を与えなければならない」と答えた人は、保守層と中道層で多くなっています。
選挙に影響を与えるとみられる最大の懸案については、「住宅・不動産政策」を挙げた人が39.4%、韓国土地住宅公社(LH)職員らの第3期新都市の土地投機疑惑が14.3%で、不動産関連が50%を超えました。
ソウル市長候補として誰が適していると考えるかを尋ねたところ、与党「共に民主党」の朴映宣(パク・ヨンソン)前中小ベンチャー企業部長官が30.5%で1位、次いで保守系最大野党「国民の力」の呉世勲(オ・セフン)元ソウル市長が23.1%、中道野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表が22.4%でした。
関心が集まる「国民の力」と「国民の党」の候補一本化については、回答者の38.4%が呉世勲氏を、38.3%が安哲秀氏を選びましたが、その差はわずか0.1ポイントです。
3人とも立候補した場合、朴映宣候補に投票するという答えが35%で最も多くなっています。
一方、野党陣営が候補を一本化して「国民の党」候補の安哲秀(アン・チョルス)氏を統一候補とした場合、安哲秀氏が44.9%の支持率で朴映宣氏をリードしています。
「国民の力」候補の呉世勲(オ・セフン)氏に野党候補が一本化された場合も、呉氏の支持率が44.3%と、朴氏を上回りました。
これらの結果から、革新層と保守層がそれぞれの支持層の結束を強めるなか、中道層は野党候補を支持する人が多いことがわかりました。
今回の選挙で必ず投票すると答えた人は72.4%でした。
この調査の信頼水準は95%、標本誤差は±3.5ポイントです。

2020年4月22日修正

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