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政治

韓・イラン外相が電話会談 韓国船舶と船長の抑留解除求める

Write: 2021-02-25 13:13:22Update: 2021-02-25 13:42:40

韓・イラン外相が電話会談 韓国船舶と船長の抑留解除求める

Photo : YONHAP News

鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は24日、イランのモハンマドジャバド・ザリフ外相と電話会談し、先月だ捕された韓国船籍の石油タンカーや船長に対する抑留を早急に解除することを求めました。
イランは当時、海洋汚染を理由に石油タンカー「韓国ケミ号」と乗組員20人を抑留し、今月2日に乗組員19人を解放することを決めたあとも、司法手続きなどを理由に船舶と船長を抑留しています。
この日の電話会談でザリフ外相は、韓国国内に凍結されたイランの資金について凍結解除を求め、鄭長官は誠意をもって最善の努力を尽くしていると説明しました。
現在、韓国の市中銀行にはアメリカのイランに対する制裁によって、イランの原油の輸出代金およそ70億ドルが凍結されています。
イランの現地メディアによりますと、イラン中央銀行総裁は現地時間の24日、記者らに対して「韓国に凍結された70億ドルのうち、まず10億ドルを受け取る」と述べました。
これについて、韓国政府は凍結解除は対イラン制裁を行っているアメリカとの協議が必要な事案であり、今のところ返還するかどうかや金額などは決まっていないという立場を示しています。
鄭長官はまた、2015年にアメリカなど6か国とイランが締結し、トランプ政権が破棄した包括的共同行動計画(JCPOA)についても、核合意の復旧に向けた当事国間の対話努力を支持すると明らかにしました。

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