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政治

軍事境界線の民間人統制ライン付近の検問所で北韓男性の身柄確保

Write: 2021-02-17 11:11:39Update: 2021-02-17 11:28:26

軍事境界線の民間人統制ライン付近の検問所で北韓男性の身柄確保

Photo : YONHAP News

韓国軍は、北東部江原道の南北軍事境界線に近い民間人の立ち入りが制限された統制ラインの検問所付近で16日に身柄を確保した男性は北韓出身で、海岸の排水路を通じて韓国入りしたと明らかにしました。
合同参謀本部によりますと、この男性は潜水服を着用して海を渡り、軍事境界線に近い民間人立ち入り統制ラインの検問所付近の海岸に上陸し、韓国軍の警報システムを避けるため、海岸の鉄柵の下にある排水路を通り抜けたと推定されるということです。
合同参謀本部は、周辺部隊の海岸警戒作戦と警戒施設の管理状況を確認した結果、この男性は海岸に上陸したあと、韓国軍の防犯カメラに何度か捉えられましたが、適切な措置が取られなかったほか、排水路の遮断施設の警備体制に不備があったと伝えました。
合同参謀本部は、今回の件を重く受け止め、地上作戦司令部と合同で現場調査を行ったうえで後続措置を設け、厳重に対処するとしました。
今回身柄を確保された北韓男性は、16日午前4時20分ごろ、南に移動するところを防犯カメラに捕捉され、韓国軍が午前7時20分ごろ男性の身柄を確保したということです。
この男性は、韓国への亡命の意思を示しているということです。
この地域では去年11月にも北韓男性が最前線の見張り所の鉄柵を越え、14時間後に身柄を確保されましたが、今回も見張り所の近くに男性が接近してから韓国軍に発見されたため、警戒に問題があるとの指摘が出ています。

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