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政治

イラン、抑留していた韓国籍石油タンカーの乗組員を解放へ 

Write: 2021-02-02 22:53:08Update: 2021-02-02 22:54:58

イラン、抑留していた韓国籍石油タンカーの乗組員を解放へ 

Photo : YONHAP News

イラン政府は、環境汚染を理由に抑留していた韓国船籍の石油タンカーの乗組員全員を解放すると発表しました。
ロイター通信が韓国時間の2日夜、イラン外務省の報道官の発表として伝えたところによりますと、イラン政府は、ペルシャ湾の海を汚染した疑いで抑留していた韓国船籍の石油タンカーの乗組員について、韓国政府の要請を受け入れ、人道主義に基づき出国させることにしたと明らかにしました。
韓国の外交消息筋も「イランと韓国政府は乗組員の釈放をめぐる交渉で、意見の隔たりを埋め、合意に達することができた」と確認しました。
ただ、乗組員たちをいつ、どのように釈放するかや、だ捕した船舶の引き渡しなど具体的な内容はまだ確認されていません。
だ捕された船舶には、船長など韓国人乗組員5人を含め、ミャンマー人11人、インドネシア人2人、ベトナム人2人の合わせて20人が乗り組んで います。このうち船長については、船舶の管理のため、このあとも現地に残ると伝えられています。
イランの革命防衛隊によって先月4日に拿捕されたのは、サウジアラビアからアラブ首長国連邦に向かっていた韓国籍の石油タンカー「MT韓国ケミ号」です。
韓国政府は拿捕された直後から、石油タンカーの乗組員の安否の確認と早急な抑留解除に向けて、現地に外交部の代表団を派遣するなどして、交渉を続けてきました。

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