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政治

外交部長官 退任を前に慰安婦被害者と面会

Write: 2021-02-02 14:58:50Update: 2021-02-02 19:05:03

外交部長官 退任を前に慰安婦被害者と面会

Photo : YONHAP News

近く退任する康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は、1日、慶尚北道(キョンサンブクト)浦項(ポハン)市を訪れ、旧日本軍慰安婦被害者のパク・ピルグンさんと面会しました。 
康長官は記者らに対して、「個人的に会いに来た」と話したあと、パクさんにケーキとピンク色のコートをプレゼントし、およそ30分間、非公開で面談しました。
パクさんは面会のあと、涙を拭いながら、記者らに対して、「康長官とは以前もお会いしたことがある。今回は、最後の挨拶に訪れたとのことだ。また今度会いましょうと話した」と伝えました。
今回の訪問は、国連に勤務していたとき、人権や女性問題に大きな関心を持っていた康長官が、在任期間中、慰安婦問題の実質的な解決策を講じられなかったことについて、残念な思いから、行われたとみられます。
康長官は、長官に指名された2017年6月にも、京畿道(キョンギド)広州(クァンジュ)市にある慰安婦被害者施設「ナヌムの家」を訪れ、被害者らと面会しています。
ただ、政府は康長官の今回の訪問日程を事前に公開しておらず、韓日関係を意識したものとされます。
外交当局者は、「政府は今後も、慰安婦被害者らの意見を聞き入れ、被害者らが名誉を回復するよう引き続き努力していく」と話しました。
康長官は、後任に指名された鄭義溶(チョン・ウィヨン)前国家安保室長が5日に行われる国会の人事聴聞会を経て、公式に任命されれば、退任することになります。


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