康京和（カン・ギョンファ）外交部長官は、ことし初めての核軍縮とNPT＝核拡散防止条約に関する閣僚級会合に参加しました。
外交部は７日、康長官が６日にビデオ会議形式で開かれた、核軍縮とNPTに関する閣僚級会合に参加したと明らかにしました。
今回の会合は、ことし８月のNPT発効50周年評価会議を控えて、核軍縮の進展やNPT体制の強化方策を議論するために開催されました。
この会合で康長官は、「核兵器のない世界」という目標を達成するために「国際社会がNPTを中心とする核軍縮・核不拡散体制を強化する必要がある」と強調したうえで、これに対する韓国政府の意志を明らかにしました。
康長官はまた、「国際的な安全保障環境を考慮した実効性のある核軍縮を進める必要がある」として、「未来世代にNPT体制の重要性を発信するための様々な青年事業を行っていく」と述べました。
康長官はさらに、韓半島の完全な非核化と恒久的な平和定着に向けた政府の韓半島平和プロセスに関する取り組みを説明し、国際社会の持続的な支持を呼びかけました。