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政治

文大統領 法務部長官と検事総長の対立めぐる混乱で国民に謝罪

Write: 2020-12-08 13:23:19Update: 2020-12-08 13:43:27

文大統領 法務部長官と検事総長の対立めぐる混乱で国民に謝罪

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は7日、秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官と尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長が対立していることについて、「政局が混乱し、国民に心配をおかけし誠に申し訳ない」として国民に謝罪しました。 
文大統領は、大統領府青瓦台で開いた首席秘書官・補佐官会議で、法務部長官と検事総長の名前には直接言及はしなかったものの、このように述べて謝罪しました。
また文大統領は「国家情報院、検察、警察など権力機関の権限を分散させ、国民のための国家機関として生まれ変われるよう、改革関連法を必ず成立させ、高位公職者犯罪捜査処が新設されることを望む」と述べました。
青瓦台の関係者は、文大統領の謝罪について、「国民の目線に合わせたもので、論争を終えて、権力機関の改革を全うしたいというメッセージだ」と説明しました。
法務部長官と検事総長の対立に疲れを感じている国民をなぐさめる一方で、権力機関の改革に必要な制度づくりを完了するための推進力を得たい考えとみられます。
また高位公職者犯罪捜査処の新設をめぐる法改正や年内の発足を目指す与党を勢いづけるための発言ともみられます。
これに対して野党は、「宣戦布告にほかならない」、「大統領による突撃命令だ」として強く反発しています。

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