来年度予算案について、与野党は2日の国会本会議で審議することで合意しました。
国会の予算決算特別委員会幹事の与党「共に民主党」の朴洪根(パク・ホングン)議員と最大野党「国民の力」の秋慶鎬(チュ・ギョンホ)議員は1日、国会で記者会見を開き、与野党が、2日の本会議で来年度予算案を審議することで合意したと明らかにしました。
来年度予算案は、新型コロナウイルス感染症の影響で被害を受けた低所得者層への支援に3兆ウォン、新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種に9000億ウォンの予算が組まれ、およそ2兆2000億ウォンを増額するということです。
財源は、全額国債発行とはせず、微調整を通じて国債発行額を抑えるとしています。
一方、国会は1日の本会議で、与野党の間で比較的意見の隔たりが小さい50件あまりの法案について審議を行い、大衆文化芸術分野で優秀な功績を収めたアーティストを対象に、兵役延期を可能にする法律の改正案や高位公職者の株取引に関する公職者倫理法案などが成立しました。
★2020年12月8日修正