李仁栄(イ・イニョン)統一部長官は、アメリカで、新型コロナウイルスの感染が急速に広がっていることを踏まえ、来月に予定していたアメリカ訪問を中止する方針を明らかにしました。
李長官は、来年1月にバイデン政権が発足するのを前に、新政権の要人らと面談するため、12月初旬にワシントンを訪問することで、調整を進めていました。
しかし、アメリカで新型コロナウイルスによる感染者が急増していることを踏まえ、来月にアメリカを訪問するのは適切ではないと判断し、訪問を中止することに決めたということです。
統一部の関係者は、近くアメリカを訪問するという計画に変わりはないとして、新型コロナの感染状況を見極めながら適切な訪問時期を再検討するとしています。