アメリカ大統領選挙で勝利を確実にしたバイデン前副大統領と文在寅(ムン・ジェイン)大統領の初めての電話会談について、外交部は、適切な時期を検討していると明らかにました。
外交部は10日、定例の会見で、アメリカ大統選挙で勝利を確実にしたバイデン氏との電話会談や、それに関連した外交行事について、適切な時期を検討していると述べました。
一方、トランプ大統領が選挙で不正があったとして法廷闘争を続ける姿勢を示していることから、文大統領とバイデン氏の電話会談が遅れる可能性があるのではないかという質問に対して、外交部は、アメリカ国内の政治状況についてはコメンとしないとしたうえで、「諸般の事情を検討していて、適切な時期に電話会談ができるであろう」と述べました。
文大統領は9日、首席秘書官・補佐官会議の冒頭で「新しい政権を準備するバイデン氏や主要関係者と多方面で意思疎通していく」と話しています。