韓国と日本、アメリカの安全保障トップは6日、テレビ電話形式で会談し、アメリカ大統領選挙の結果にかかわらず、外交・安全保障で緊密に連携していくことで一致しました。
徐勲(ソ・フン)国家安全保障室長は6日、北村滋国家安全保障局長、アメリカで国家安全保障を担当するオブライエン大統領補佐官とテレビ電話形式で会談しました。
青瓦台の康珉碩(カン・ミンソク)報道官によりますと、会談で、徐室長は、アメリカ大統領選挙が終わったことから、米朝対話に向けた努力を早期に再開すべきだと強調したということです。
会談で3か国は、韓半島の非核化と恒久的な平和構築への課題など、さまざまな安全保障問題について意見を交わし、3か国間で連携を続けていくことで一致しました。
また、最近の韓半島情勢に対する認識を共有し、対話再開に向けて北韓にどう働きかけるかについて議論しました。
さらに、新型コロナウイルスに対する各国の対応状況を共有し、今後、ワクチンや治療薬の開発・普及をめぐる協力や国際連携を強化していくことで一致したほか、今後の感染拡大状況を踏まえながら、近いうちに対面での協議を行うことにしたということです。