政府の感染防止対策「社会的距離の確保」は現在、3段階のレベルに分かれていますが、これが7日から5段階に細分化されます。
これまで感染防止対策は、第1段階から第3段階の3つのレベルに分かれていましたが、これからは第1.5段階と第2.5段階が加わり、5つのレベルに分類されるということです。
具体的には、地域感染が始まると第1.5段階に引き上げられ、地域感染が急速に広がると第2段階、全国的な感染拡大が本格化すると第2.5段階、そして全国的な大流行が発生すると第3段階に引き上げられるということです。
また、これまで多くの人が利用する施設は、感染リスクによって低・中・高の3つのレベルに分類されていましたが、これからは重点管理施設と一般管理施設の2種類になります。
重点管理施設には、遊興施設やカラオケなど9つの施設が含まれ、一般管理施設には、ネットカフェや結婚式場など14の施設が含まれるということです。
一般管理施設の場合、第1段階では感染症対策の順守が義務付けらますが、重点管理施設の一部では、施設の面積当たりの利用人数が制限されるということです。
また、学校は、第2.5段階までは密集度の調整を行ったうえで登校授業を続けますが、第3段階からはオンライン授業に切り替わるということです。