10月9日は、韓国固有の文字、ハングルを記念する国民の祝日、「ハングルの日」です。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9日、ハングルの制定から574年目を迎え、「ハングルに宿った、ともに生きる世界の夢」と題するメッセージをSNSで発信し、「ともに生きる世の中を目指すハングルの夢を、世界の人々と共有する日になることを願う」とつづりました。
文大統領は、「ハングルには、世宗大王の民(たみ)を愛する精神に加えて、万物の共存と調和、共生の世界観が宿っている」として、ハングルを作った世宗(セジョン)大王を称えるとともに、「Kポップや韓ドラ、韓国映画などに接し韓国文化に魅力を感じた世界の多くの人々が、ハングルを通じて韓国をより深く知り、韓国と世界は、ともに成長している」と述べました。
そして「韓国のことばと文字を愛する気持ちを深められるよう、政府はやさしい韓国固有のことばを使う努力をしていく。法律で使われる難しい漢字ことばをやさしい韓国固有のことばに変えていく作業も着実に続けている」と述べました。