徐旭(ソ・ウク)国防部長官は8日、アメリカのエスパー国防長官と電話会談し、韓米同盟の強化や緊密な協力の重要性を改めて確認しました。
国防部によりますと、エスパー長官は電話会談で徐長官の就任を祝うとともに、14日にアメリカ・ワシントンで開催される韓米安全保障協議会(SCM)での対面協議に対する期待を示しました。
徐長官は、エスパー長官に謝意を表するとともに、韓米安全保障協議会が成功裏に開催されるよう緊密に協力することを約束しました。
両長官はまた、韓米同盟を未来志向的、相互補完的なものへと発展させていくために、引き続き協力していくことで一致しました。
徐長官が就任後、韓米の国防長官による電話会談を行ったのは今回が初めてで、14日の韓米安全保障協議会を控え事前調整のために行われました。
就任後、初めてアメリカを訪問することになった徐長官は、今回の韓米安全保障協議会で、韓半島の戦略安保環境の評価や在韓アメリカ軍から韓国軍への戦時作戦統制権の移管などを重要議題として議論する計画です。
韓米安全保障協議会は、韓米国防長官や合同参謀本部議長など両国の軍の首脳部が参加する最高レベルの年次協議で、毎年ソウルとワシントンで交互に開催されています。