大統領府青瓦台の李昊昇(イ・ホスン)経済首席秘書官は7日、韓国のことしと来年をあわせた経済成長率の見通しについて、OECD=経済協力開発機構加盟国の中で、最も高くなると予想しました。
李秘書官は、この日の会見で、韓国を含むOECD加盟国の経済成長率の見通しを示し、韓国のことしと来年をあわせた経済成長率は、2.1%となり、OECD加盟国の中で、最も高くなると予想しました。トルコが1.0%と2番目に高く、次いで、アメリカが0.2%、ドイツがマイナス0.8%になるとしています。
また、イギリスの格付け会社、フィッチ・レーティングスが韓国国債の格付けを上から4番目に高い「AAマイナス」に据え置き、見通しを「安定的」としたことについて、「新型コロナウイルスの感染拡大が続いた9か月間、107か国の格付けが引き下げられたり、見通しが下方修正されたなかで、韓国が格付けを維持したことは評価されるべきだ。韓国経済に対する国際的な信頼が改めて確認された」と評価しました。