韓国の国会議員による韓日議員連盟の新たな会長に与党「共に民主党」の金振杓(キム・ ジンピョ)議員(73)が選ばれました。
金議員は、当選5回の重鎮で、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で経済・教育担当副総理を務め、いまの政権では大統領国政諮問委員長を務めました。
金議員はあいさつで、「韓国と日本は、1998年10月に当時の金大中大統領と小渕恵三首相が発表した『韓日共同宣言』をきっかけに積極的な交流を続け、相互互恵的な関係を維持してきた。両国首脳が相互往来する『シャトル外交』を復活させ、未来志向の両国関係を築いていきたい」と語りました。
副会長兼幹事長には、最大野党「国民の力」の金碩基(キム・ソッキ)議員が選ばれました。
また顧問には朴炳錫(パク・ビョンソク)国会議長、「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)代表、「国民の力」の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表ら重鎮議員が、名誉会長には、徐清源(ソ・チョンウォン)、文喜相(ムン・ヒサン)元会長、姜昌一(カン・チャンイル)前会長がそれぞれ任命されました。
連盟の会員は先月の時点で、「共に民主党」69人、「国民の力」60人、「正義党」2人、「時代転換」と「国民の党」それぞれ1人、無所属7人の合わせて140人となっています。
★2020年10月19日修正