北韓が南北軍事境界線付近の海上で韓国海洋水産部に所属する公務員を射殺した事件について、アメリカ・ホワイトハウスで国家安全保障問題を担当するオブライエン大統領補佐官は2日、「韓国政府の解決努力を支持する」と表明しました。
大統領府青瓦台が2日に明らかにしたところによりますと、徐薫(ソ・フン)国家安全保障室長は1日、オブライエン大統領補佐官に電話し、韓米の間の主な懸案や地域情勢について意見を交わしました。
このなかで、オブライエン大統領補佐官は、北韓が軍事境界線付近の海上で韓国海洋水産部に所属する公務員を射殺した事件について、死亡した公務員の遺族や韓国国民に哀悼の意を表しました。
そのうえで、「南北対話による真相究明など韓国政府の解決努力を支持する」と表明しました。
会談で、韓米双方は、主な懸案について、対面を含め多様な方法で連携を強化していくことで一致したということです。
また、韓半島の非核化や平和構築の進展に向けた多様な方策についても協議を続けていくことにしたということです。