韓国とUAE=アラブ首長国連邦は、7日、経済共同委員会をオンラインで開き、再生可能エネルギーなど、未来産業分野での協力を話し合いました。
韓国とUAEの経済共同委員会は、2006年に長官級の会議が初めて開かれて今回で7回目となります。
今回の会議で、両国は、これからの第4次産業革命に備えて、AI=人工知能や、IoT=物をインターネットでつなぐ、5G=第5世代移動通信システムなど、未来産業の分野での協力を深めることで一致しました。
またエネルギー分野では、石油、天然ガス、原発といった従来からあるエネルギーだけでなく、再生可能エネルギー分野でも協力を拡大することになりました。
UAEは、水素ステーションなど、燃料電池自動車のインフラを拡大することを目標とした「水素都市計画」を推進していて、この計画に、より多くの韓国企業が参加するよう求めました。
韓国政府は、UAEはエネルギー分野だけでなく、第4次産業革命やポストコロナ時代に対応するためにも重要なパートナであるとして、今後もさまざまな分野で、協力を深めていく考えです。