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政治

韓中外交トップが会談 習主席の早期訪韓で合意

Write: 2020-08-24 12:05:35Update: 2020-08-24 12:09:22

韓中外交トップが会談 習主席の早期訪韓で合意

Photo : KBS News

韓国と中国は、新型コロナウイルスの状況が落ち着き次第、習近平国家主席の韓国訪問を早期に実現させることで合意しました。 
大統領府青瓦台の徐薫(ソ・フン)国家安保室長は22日、釜山を訪れた中国外交トップの楊潔篪(よう・けつち)共産党政治局委員と会談しました。
韓中両国の外交トップの会談は2年ぶりで、昼食会を兼ねての会談を含めて、午前9時半からおよそ6時間にわたって行われました。 
焦点となっていた習主席の韓国訪問については、新型コロナウイルスの状況が落ち着き次第、実現させることで合意しました。
青瓦台によりますと、中国側は、習主席が優先的に訪れる国が韓国であることを明確にしたということです。
しかし、具体的な訪問の時期については決めなかったということです。
新型コロナウイルスが再び広がっていることや、10月の中国共産党中央委員会全体会議の開催、11月のアメリカ大統領選挙などを考慮したものとみられます。
韓国としてはなるべく避けたい話題である米中関係も取り上げられました。
会談で楊委員は、米中関係の状況や中国の立場を説明し、徐室長は米中の友好協力関係が世界の平和と繁栄に重要だと話しました。
香港での反政府的な動きを取り締まる「香港国家安全維持法」や南シナ海の人工島をめぐる問題など、米中が対立する問題について、中国は韓国側の協力を要請したのではないかという見方も出ています。
このほかに、韓中間を結ぶ路線の増便やビザ発給対象者の拡大、共同防疫などについても協議したということです。
青瓦台は、今回の会談が両国の交流協力への意志を改めて確認するきっかけになったと評価しました。

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