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政治

文大統領 「感染者の急増で完全登校授業の早期実現は難しくなった」

Write: 2020-08-18 15:16:04Update: 2020-08-18 15:19:15

文大統領 「感染者の急増で完全登校授業の早期実現は難しくなった」

Photo : YONHAP News

首都圏で新型コロナウイルスの感染が急速に広がっているなか、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は18日、「2学期から完全な登校授業の開始を目指していたが、地域や状況によっては実現が難しくなった」として、感染拡大防止に向けた学校のさらなる協力を呼びかけました。 
文大統領は18日午前、全国の市と道の教育監との懇談会に出席し、「最近、首都圏の感染者が急激に増え、感染拡大防止に成功するかどうかの重大な岐路に立たされている。完全な登校授業の早期実現を目指していたが、地域や状況によっては実現は難しくなり、調整が避けられなくなった」と述べました。
教育部は2学期の登校方式について、政府の社会的距離の確保措置がもっとも低い「第1段階」に維持されれば、2学期には登校人数を全体の3分の2以内にする方針を示していました。 
この方針にもとづいて、各学校は、家庭環境による子どもの学力格差の広がりを懸念して、2学期には毎日登校授業を行う方針を固めていました。
しかし、首都圏を中心に新型コロナウイルスの感染者が急激に増加し、ソウルや京畿道(キョンギド)など首都圏の社会的距離の確保措置が第1段階から第2段階に引き上げられたことで、首都圏では18日から来月11日までの4週間、学校の登校人数が3分の1に制限されたため、2学期の完全登校授業は難しくなりました。
文大統領は学校に対して、「緊張を緩めず、2学期の準備や点検を徹底してほしい。政府も最善を尽くして、学校の努力を後押しし、子どもたちの健康と安全を守っていく」と強調しました。

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