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政治

韓米合同軍事演習始まる 新型コロナの影響で中身薄く

Write: 2020-08-18 11:43:56Update: 2020-08-18 14:32:32

韓米合同軍事演習始まる 新型コロナの影響で中身薄く

Photo : YONHAP News

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期された韓米合同軍事演習が18日から始まりました。 
韓国軍当局によりますと、ことし初めてとなる韓米合同軍事演習の「連合指揮所訓練」が18日午前7時から始まり、28日まで行われるということです。
訓練は、前半の18日から22日までは「防御」、後半の24日から28日までは「反撃」を中心に行われます。
この訓練は、当初は16日に始まる予定でしたが、参加する兵士のなかに新型コロナウイルスの感染者が出たため、韓米が緊急の協議の末、2日延期しました。
感染者の濃厚接触者が全員陰性判定を受けたため、さらなる支障は生じないとみています。
連合指揮所訓練は、北韓の挑発を想定しての韓米両軍の対応手順の演習など防衛中心の訓練です。
韓国軍の関係者は、「任務遂行能力を備えるため、連合防衛態勢の向上に重点を置いた」と話しています。
例年通りコンピューターシミュレーション方式で行われますが、新型コロナウイルス感染症の影響で兵士の人数が減り、夜間の訓練も省略されただけに、規模や内容の面で中身の薄いものになりました。
このため、戦時作戦統制権の韓国軍への移管に向けた能力検証作業ができないため、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が先の大統領選挙の公約として掲げていた「任期内の戦時作戦統制権の移管」は、事実上難しいという見方が優勢です。

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