最大野党「未来統合党」の支持率が34.6％と発足以来、もっとも高くなり、与党「共に民主党」との支持率の差もこれまででもっとも小さくなったことが世論調査でわかりました。 
世論調査会社のリアルメーターは、YTNから依頼を受けて今月3日から7日まで全国の18歳以上の有権者2520人を対象にアンケート調査を行い、その結果を10日、発表しました。
それによりますと、未来統合党の支持率は34.6%で発足以来もっとも高く、35.1％の共に民主党との支持率の差は0.5ポイントに縮まり、これまででもっとも小さかったということです。
不動産政策に対する批判的な世論の広まりや、故・朴元淳（パク・ウォンスン）ソウル市長のセクハラ疑惑など、最近相次いだ与党の失態への不満や失望が、野党の支持率の上昇につながったとみられます。
文在寅（ムン・ジェイン）大統領の支持率も先週より2.5ポイント下がって43.9%となり、文大統領への否定的な評価は3ポイント上がって52.4%でした。
この調査の信頼水準は95％、標本誤差は±2.0ポイントです。
詳しい世論調査の結果は、リアルメーターと中央選挙世論調査委員会のホームページで確認できます。

★2020年８月12日修正